COEに入賞する優れたコーヒー豆を数々産出するとして近年世界的に認知されてきているのが、ウエウエテナンゴ県のラ・リベルタード地区です。
コーヒー豆の名産国のひとつグアテマラ産のコーヒー豆を探すとき、必ず目にするといってもいい地名のひとつがウエウエテナンゴではないでしょうか。
ラ・リベルタード地区はウエウエテナンゴ県の中心から北西、3518mを誇るモンターニャ・ペーニャ・ブランカの麓のほど近くにあります。
豊かな湧き水と肥沃な土壌に恵まれて、美味しいコーヒー豆が育まれています。

アルタルス農園は47年間のコーヒー栽培の実績があり、豊富な経験によって得られた知識と伝統的な製法を守って作業が行われています。
ここではシェードツリー（コーヒーの木のため木陰を作る背の高い木）としてインガ属の木々が植えられ、日射量を乾燥時期には60%に、雨期には30%になるよう調整するなど、細やかな工夫がなされています。
また農園の周囲にその他の多種の木々を植えることで多様性に富む原生林に近い環境となり、より自然に近い環境のなかでコーヒーが栽培されることで、土壌に好影響がもたらされています。
Qグレード認証を取得した経歴からは、スペシャルティコーヒーといえる品質の高さのみならず、自然な周囲の環境が優良なコーヒー豆を育てるという農園主の情熱と努力の軌跡をうかがうことができます。
農園主の自然環境への配慮と努力、良質なコーヒー栽培への情熱によって大切に育まれてきた、美味しいコーヒー豆です。

ノート：
ジャスミン、プラム、グリーンアップル、カラント、ザクロ、ブラックティー。

原産国：グアテマラ共和国
地域：ウエウエテナンゴ県ラ・リベルタード地区
農園名（面積）：アルタルス農園（78.6Ha）
標高：1300～1400m
等級：SHB
収穫時期：11月～3月
品種：ブルボン35％、カツーラ種35％、カティモール種30％
スクリーンサイズ：S19‥11％、S18‥26％、S17‥32％、S16‥17％、S15‥14％
精選方法：ウオッシュド
認証：Qグレード （83.83点）（2023年5月13日まで有効）